メールマガジン2025/DECEMBER
- コーヒーボーイ メンバーズの皆様へ
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今月はコーヒーボーイのお客様やサポートしていただいている方にお話を伺う「COFFEEBOY FAMILY」。 オリジナル帽子とセレクト雑貨のショップオーナーでもあり、コーヒーボーイにおよそ20年ぶりにカムバックした二足の草鞋を履くスタッフのご紹介です。
- 12月のおすすめ豆
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【12月のおすすめ豆】 12月にご紹介するビーンズは、「デカフェ グアテマラ サント ドミンゴ」です。 高い標高と火山性土壌から生まれるテイストは、グアテマラコーヒーらしいキャラメライズされたコクと甘みを伴ったフルーティーな香りが魅力です。 収穫されたばかりのコーヒー豆をメキシコのDescamex社にて99.9%以上のカフェイン除去を施されたのがこのコーヒーです。 テイストは中煎りならではの飲みやすさで、チョコやナッツの香ばしさに落ち着いた甘みがバランスよく感じられます。 パカナリト農園はレインフォレストアライアンスやUSにおけるオーガニック認証を取得しており、さらに安心してお飲みいただける体にやさしいカフェインレスコーヒーです。 〈デカフェ グアテマラ サント ドミンゴ〉 プロダクトナンバー:No.656 生産国:6 アフリカ・アラビア大陸 / グアテマラ 焙煎度:5 ハイロースト/香り、味わい共にバランスの良い焙煎 濃厚感:6 丸みのある 精製方法 :ウォッシュド製法・99.9%カフェイン除去 価格:1,576円(税込)/ 100g プロダクトナンバーとは? コーヒーボーイでは豆の特性を3ケタの数字で表しています。 お気に入りの豆のナンバーをチェックすると、あなたのお好みがわかりますよ! 100のケタは原産国を表しています。 10のケタは焙煎の深さを表しています。 1のケタは濃厚感の強さを表しています。
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- 今月のトピックス:
COFFEEBOY FAMILY -

山口市朝田の『SinRin』は、山口でも人気のオリジナル帽子と雑貨のセレクトショップ。 オーナーの福岡知子さんは、自宅工房での帽子製作とショップ経営を軸としながら、週1回のCOFFEBOYスタッフとして吉敷店に勤務しています。 実は、20年前のCOFFEEBOY勤務経験から、2年前に復帰した『カムバックスタッフ』なのです。 創作というライフワーク、ショップ経営、そしてご家族との多忙な日常のなか、なぜCOFFEEBOYへの復帰を? 福岡さんの「自分らしくやりたいことを実現する」想いと「今感じるCOFFEEBOYの空気」を、お話しいただきました。 「大阪の服飾専門学校でオートクチュールの技術を学び、京都の服飾会社に就職しましたが、身体の不調で秋には山口に帰ってきました。 さて何をしようかとふらっと山口市商店街に来たとき、COFFEEBOY山口店を知ってとても驚きました。山口にこんなオシャレなところが!こんなところで働けたらいいな… スタッフ募集の張り紙をみて即応募し、山口店カフェスタッフとしてスタートしました」 その頃から帽子製作はライフワークとしてはじめていたのですか? 「帽子つくりは専門ではなかったのですが、趣味で自分の帽子をつくってみたら楽しくて、本格的に取り組みはじめました。 森林浴が好きなことからSinRinというブランドネームにして『オリジナルの1点もの』、他にはちょっとない作品を目指してコツコツ作り、HPを立ち上げました。 その後、商店街の『チャレンジショップ』に出店したことがきっかけで、どうもん商店街の近くにセレクトショップ『SinRin』をオープンすることに。 10年間自分の創作拠点となりました」
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退職してからのCOFFEEBOYとの関係は? 「COFFEEBOYスタッフとしては1年半の勤務でしたが、卒業後もみなさんとても応援してくれました。 『SinRin』はCOFFEEBOY山口店の近くだったので、お店の休憩時間にはたびたび、実家のような山口店でほっと一息していました。 また、会長は周南本社から山口店に豆を納品する際に『ちょっとトミー(福岡さんのニックネーム)のお店をのぞいてみよう』と本社スタッフと一緒に寄ってくださいました。 オーダーの帽子を、いつもうれしそうにかぶっておられたそうです。 みんなが楽しく元気に働けているか、さりげなく心くばりされる方でした。 現役スタッフだけでなく、卒業生もとても大切に、それぞれの活躍を応援していました。 そのあたたかさは新しい人にも伝えられて、今もCOFFEEBOYの空気が育まれているのだと思います」
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結婚出産のタイミングでショップに一区切りをつけ、数年間子育てに専念した福岡さん。2022年にご自宅で『SinRin』ショップ再スタート、そしてCOFFEEBOYカフェスタッフへの復帰という新たな展開に。 「新築の自宅に引っ越してからも、つくった工房スペースはしばらく荷物置場。コロナ禍もあり何も手つかずでした。 でも、工房の床張りと壁の漆喰塗りを機に手を動かし始めると、再びスイッチが入りました。好きな空間を夢中で造り、3年前に『SinRin』をリスタートしました。 何か風の流れというものがあるのでしょうか、その頃、もう一度コーヒーの勉強がしたくなってCOFFEEBOYのコーヒー教室へ参加してみました。そこで『週1でいいからまた一緒にやりませんか』と声をかけていただいたのです。 自分のショップも再開したところで迷いましたが、週1回でという条件がとてもありがたく、ぜひやりたい、よろしくお願いします、と返事していました。 実は私、COFFEEBOYを辞めてから、定期的に『ラテアートを作っている』夢をみていたんですよ。何度も何度も。どれだけカフェやりたかったん?と自分で驚くくらいです。 私はカフェに行くだけじゃ満足できなくて、自分であの空気、あの空間を創り出したい。 ひとりで集中する帽子創作も大切ですが、でもそれだけでは嫌で、『人』と出会いたいんです。 私にはどちらも必要なんですよね」
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復帰したCOFFEEBOY、カフェの現場であらためて感じることはなんでしょうか? 「久しぶりのカフェ業務は大変で『この決断はよかったのか…』と最初はちょっと思いましたが、慣れてくるとやっぱり、カフェは楽しい。 20年前から変わった点といえば、ドリップのマニュアルができていたことです。 昔よりずっと店舗は増え、お客様の数はもちろん、コーヒーを愛する方もぐっと増えたように感じています。でも、みなさんにご満足いただけるようにCOFFEEBOYらしいコーヒーを淹れられる配慮がされているなと感じました。 週1日という働き方は、カフェ業務のレベルアップとしてはなかなか追いつかず、もどかしい部分もあります。しかし週1でも子どもの急な発熱などアクシデントがしばしばあり、無理はできません。スタッフや家族、みなさんの理解と協力のおかげで、私らしいワークライフバランスが実現できています。 今では顔を覚えてくださる常連のお客さまもおられて、会話が弾むひとときがうれしい。日々の創作にも、モードチェンジの大切な時間となっています。 創作にプラスになるのはそれだけではなく、COFFEEBOYの世界を生かしてドンゴロス(コーヒー豆を入れている麻布)を使ったキャップを製作しました。 COFFEEBOY×SinRin、私の大好きな世界のコラボレーションです。 これからも自分らしく『オリジナル帽子創作』と『人が心安まるカフェ空間』の二つの世界で、人とは違う何かを探しながら成長していきたいなと思っています」
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