メールマガジン2025/OCTOBER
- コーヒーボーイ メンバーズの皆様へ
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今月はコーヒーボーイスタッフがコーヒーに初めてふれた時のおはなし「コーヒーとの出会い」です。
- 10月のおすすめ豆
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【10月のおすすめ豆】 10月にご紹介するビーンズは、「グアテマラ アンティグア ピーベリー」です。 コーヒーボーイの販売するシングルビーンズのなかでも人気の高い「グアテマラ アンティグア」。 その中でも収穫の際にコーヒーの木の枝先に4~8%とごくまれにできる「ピーベリー」とよばれる丸豆だけを選別し、気温の変化の少ない木造倉庫の中でじっくり熟成しました。 いつものアンティグアコーヒーの味わいに、さらに密度の高い生命感あふれる風味が加わりました。不思議と元気が湧き出てくるような活力ある一杯を、ぜひ体験してください! 〈グアテマラ アンティグア ピーベリー〉 プロダクトナンバー:No.665 生産国:6 中米・グアテマラ 焙煎度:6 シティロースト/NYで好まれたことから名付けられた鮮やかなコーヒーブラウン 濃厚感:5 ミルキィな 精製方法 :伝統的な水洗方式・天日乾燥 価格:1598円(税込)/ 100g プロダクトナンバーとは? コーヒーボーイでは豆の特性を3ケタの数字で表しています。 お気に入りの豆のナンバーをチェックすると、あなたのお好みがわかりますよ! 100のケタは原産国を表しています。 10のケタは焙煎の深さを表しています。 1のケタは濃厚感の強さを表しています。
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- 今月のトピックス:
コーヒーとの出会い/ 吉敷店 佐藤 仁美 -
私とコーヒーとの出逢いは『大人の香り』です。 夕食後、両親が楽しそうにコーヒーを飲んでいるときの、ゆったりした香り。 小学校のバザーで、保護者の方々が和気あいあいと職員室で休憩されていたときの、いつもの学校とは違う、いい香り。 コーヒーにはいつも「あたたかくゆったりとした、大人の幸せ」というイメージがあって、ずっと憧れていました。 18歳で自動車免許をとって、大好きなドライブのお供には必ずコーヒーを置いていました。 友人とのカフェでも私はコーヒー。友人はコーヒーが苦手な人が多かったので、ちょっと気どってオーダーしていました(笑)。 今思うと、コーヒーの味そのものよりも、「コーヒー党の私はオトナ」と、背伸びをしていたんですよね。 はやく大人になりたいお年頃でした。 コーヒーそのものの不思議な魅力を体験したのは、22歳のころ。姉の結婚式で家族で行ったハワイでした。 観光でコーヒー農園を訪れたんです。そこで飲み比べのテイスティングがあったのですが、それが、「乾燥方法の違う豆による飲み比べ」でした。 「乾燥方法?ナニソレ?」好きだけど全く詳しくない普通のコーヒー好きにとっては、意味がわからない。 しかしその味は、全然違ったんです。 同じ農場の同じ豆なのに。色も同じなのに。 この不思議さと奥深さ、どういうこと?! コーヒーってすごくない?! 目からウロコが落ちたような、世界が広がった気がしました。 これはもっともっと、美味しいコーヒーの世界は深いのでは、と。 コーヒーの赤い実もかじってみました。 全てが不思議と驚きとワクワクと楽しさが詰まった時間でした。 帰国後、買って帰ったコーヒー豆を、夕食後に私が淹れて家族で味わいました。 すると、コーヒータイムがより一層、にぎやかで明るい空気になったのです。 ハワイのワクワク感が蘇り、家族みんながあたたかさに包まれました。 ハワイのコーヒーがなくなってから、山口の様々なコーヒー屋さん巡りが始まりました。 それぞれのコーヒー屋さんには素敵なスタッフがおられて、美味しく淹れる基本の技術、楽しみ方などを教えてもらう事で、私はどんどんコーヒーの世界にはまっていきました。 その中で、COFFEEBOYは、「これが正解です!」といういい方をされなかったのがとても心地良く思えました。 「おいしさは、あなたの中にある」と言われたんです。
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その空気感がとてもしっくりきて、私はCOFFEEBOYのコーヒー教室に通い始め、スタッフと仲良くなってコーヒーを淹れさせてもらったりもしました。 気づいたのは、「COFFEEBOYは、お店がお客さまの飲みたいコーヒーに寄り添って提供している」ということでした。 まさに「美味しさは、お客さまの中にある」。 そしてその心地好さは、父と母がコーヒーを楽しんでいるときの「あたたかな空気感」と同じだな、と気づいたのです。 私も誰かのコーヒーライフを幸せにできたらいいなあ、と思い始め、スタッフ募集が出たときに迷わず応募しました。 ハワイでコーヒー体験をしてからわずか1年。このようなことになるとは全く想像もしていませんでした。
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COFFEEBOYのスタッフになって、ときどき「お店では美味しかったのに家で淹れるとなんか違う」というご相談を受けます。 そのようなとき、私はまずお客さまのお話をじっくりうかがいます。 家ではいつ、どこで、どのような器具を使って、どのように入れるのか。その方の口調や表情から、シーンを想像しながら。 すると「ゆっくり淹れたいけれどどうしても朝急いでいる」「ついお湯を沸かしたケトルで入れちゃう」など、お客さまのライフスタイルが見えてきます。 おひとりおひとりに生活があって、リズムも習慣も求めるものも違います。 そんな時に「必ずドリップポットで入れてください」といっても、それがストレスになってコーヒーが面倒で億劫なものになってしまったら、もったいない。 それよりも「ケトルですと薄くなりがちですから、お湯のドリップを5回くらいにわけてみたらいかがでしょう」などとご提案します。 これで満足していただければうれしいし、まだもう少し改善点があれば、コーヒーショップスタッフとしての引き出しを総動員して (笑)、その方のご負担にならずに美味しく飲める方法を探します。 最後にたどり着きたいのは、目の前のお客さまが美味しくコーヒーを楽しめる時間なんです。
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コーヒーって、1杯のドリンクなんですけど、本当に多面的な魅力ががある。 この1杯で幸せになった人がその幸せを広げていける、魔法の飲み物だと思います。 私も、両親や出会った方々からいただいたコーヒーの幸せを、お客さまにお伝えしてお返しをしているように感じています。
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