コーヒーデイズカフェの日常
本社 焙煎担当・左海孝道
- 「ものづくり」への興味から
コーヒーの世界へ -
2025年の2月に焙煎士見習いとして入社しました。今は上司である焙煎士・金近さんとともにCOFFEEBOYのコーヒー豆焙煎を担当しつつ日々勉強しています。 また、週に2日児玉町店のスタッフとして販売の現場も学んでいます。 僕たちCOFFEEBOY焙煎士は、1日で約平均300㎏のコーヒー豆を焙煎しています。 ただ、毎日300㎏を焙煎するのではなく、平常では週2日くらい、1か月で2〜3tくらいになります。しかし、年に数回のセールが入ると、その1か月分を10日で売り切ってしまいます。その期間、焙煎はフル回転です(笑)。最初はまず、その量に驚愕しました。 1回に入る焙煎機の量は豆20㎏ぐらい。それを1日15回繰り返します。 毎回「変わらないCOFFEEBOYの味」をキープするためには、気温や湿度、仕入れた豆の水分保有量などの状態など、微妙な変化に対応して焙煎時間を調整しなくてはなりません。 当社の焙煎機は、窯の厚みがしっかりとある旧式で質実剛健なタイプです。豆の焙煎度合いは浅煎りから深煎りまで9段階を設定していますが、その段階を分けるのは焙煎時間30分のうちのラスト2〜3分、焙煎1段階の違いはたった数秒なのです。 毎回の「ここだ!」というタイミングを見分けるのは、熟練した金近さんの職人技です。僕は現在、その判断を逐一見てひたすら学んでいますが、この「目」と「味」のメソッドが出来上がるまでにどれだけの失敗や経験が積み上がったんだろう…とその歴史の重みを感じます。
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未経験の僕が「コーヒー豆焙煎士」という世界へ飛び込んだのは、「ものづくり」に関わる仕事をしたい、という思いからです。 前職は、大手スーパーマーケットの販売担当。生鮮食料品コーナーで主任として売り場や従業員のみなさんのコントロールをする立場でした。 ある日、大学時代の親友と会い仕事の話になりました。彼は広島のワイナリーでワイン醸造に携わっています。少人数で大変だけど、葡萄栽培から収穫、圧縮やラベル貼り、瓶詰め…と全工程に関わりワインを「生みだしている」彼はとても楽しそうで、キラキラ輝いていたのです。 自分で育てて加工して生みだす「ものづくり」。その手応えに強く惹かれました。 そんな時期に、職場の近くで当社の「焙煎士募集」のフライヤーを目にしました。 「これはものづくりの現場に近づけるかも」と、すぐ決断し飛び込んだのです。 現在は、彼のような「やりがい」にはまだその過程ですが、COFFEEBOYの8店舗の歯車を回す、元の歯車になっているなと感じるようになりました。 実は僕は、大学では生物工学分野で、海洋での赤潮を食べるバクテリアを生成する研究の実験に取り組んでいました。勉強すると、コーヒーも地球規模の背景があることがわかってきました。コーヒーの大きな世界に飛び込んだことも、かつての学びに何かがつながっているような気がしておもしろいと感じています。
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週2回のショップでの接客は、自分が焙煎したコーヒーを最終的にお客さまにお渡しできる貴重な場です。経験もあったので接客には少しは自信があったんですが(笑)、当社の「寄り添う接客」を、あらためて学んでいるところです。 焙煎士として感じるのは、「ショップは技術で美味しさと楽しさをお伝えする。でも、元の豆が美味しくないとどうしようもない」という基本の部分。 ショップでお客さまに満足いただけるコーヒーを渡せるように、焙煎士としてしっかり良い豆を送りたいと感じています。 焙煎士はその他、備品の発注や手入れ、発送などのたくさんの業務もあります。 僕は絵を描くのが趣味なのですが、金近さんの「発送時のラベルに描いてみたら?」の提案がきっかけで、コーヒーにまつわるイラストを豆に添えて発送しています。 生成AIとは違う「手描きイラスト」の味で、コーヒーと一緒にほっと心和むような時間をお届けできればうれしいですね。
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ゆくゆくは豆の仕入れから携われる焙煎士になりたい。仕入れは業者さんからの資料から「この豆ならこの味でこの価格で出せる」と判断して決定しますが、この物差しは多種多様にあるんです。 自分はその物差しがまだ全然ないので、そこは将来の目標です。 究極には「お客さまに美味しいコーヒーを届けることができる焙煎士」になりたい。 言葉で言うと簡単ですが、そのためにはやらなくてはならないことが想像の10倍はある。 それは、何の仕事でも同じかもしれません。様々な知識や経験を吸収して活かし、コーヒーの世界の大きな歯車になれたらいいなと思っています。
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