メールマガジン2022/OCTOBER

コーヒーボーイ メンバーズの皆様へ

いつもコーヒーボーイをご愛好いただきありがとうございます。 秋の気配と同時にコーヒーが恋しくなる季節になりました。 秋といえば、毎年恒例コーヒーボーイの感謝祭! 10月1日(土)〜10月3日(月)コーヒーボーイ各店で 量り売り豆が50%OFFにてお買い求めいただけます。 定番の銘柄からスペシャルなコーヒー豆まで数多く揃えています。 ぜひ最寄りの店舗にお越しください。 *オンラインストアはセール対象外になります。

【10月のおすすめ豆】

10月にご紹介するビーンズは、長い余韻に広がる誘惑のモカフレーバー「エチオピア・モカ・ナチュラル」です。 今世界でおよそ1000万トンのコーヒーが消費されていると言われる中で、 その消費量の8割を占めるのがこのストレート豆です。 あるきっかけからコーヒーボーイ(カルディ)によって発見されたこの種子がこれほど多くの人を魅了し、生活の中に入り込んでいるのは、 人種や大陸を超えて人々を癒す力を持っているからではないでしょうか。 COFFEEBOYが「コーヒーの幸せ」と言う時は、この豆のことを差していると言っても過言ではありません。 〈エチオピア・モカ・ナチュラル〉 プロダクトナンバー:No.945 生産国: 9 イルガチェフェ / エチオピア / アフリカ 焙煎度 :4 ミディアム+ロースト 濃厚感: 5 ミルキィな 生産地: エチオピア シダモ 精製方法 :ナチュラル製法 価格: 756円(税込)100g プロダクトナンバーとは? コーヒーボーイでは豆の特性を3ケタの数字で表しています。 お気に入りの豆のナンバーをチェックすると、あなたのお好みがわかりますよ! 000 100のケタは原産国を表しています。 000 10のケタは焙煎の深さを表しています。 000 1のケタは濃厚感の強さを表しています。 詳細はこちら→コーヒーボーイのプロダクトナンバー

【 マンデリン熟成中 Don`t Open! 】

焼きごろ、飲みごろ、ススメごろ。 第2回 新鮮信奉 と 熟成文化 こんにちは。徳山コーヒーボーイ 代表の河内山です。 今回は焼きごろ、飲みごろ、ススメごろの第2回、熟成のお話です。 魚を主食とする日本人には古来より根強い新鮮信奉がありました。 それは、食中毒から身を守るための信仰だったと言えるかもしれません。 しかし近年冷蔵技術と調理技術の進歩によって食材がよりコントローラブルになる事で 熟成魚を愉しむことができるようになりました。 このストーリーは、実はコーヒーにも当てはまるのです。 私たちコーヒー専門店は(焙煎後まだ豆の中の二酸化炭素が抜けきっていない3日間を除いて) お客さまに新鮮なうちにコーヒーをお飲みくださいと勧める傾向があります。 それは万が一「飲みごろ」を逃してしまった古い豆は、 コーヒーとしての価値を失い、その味をお客さまに記憶に留めて欲しくないと考えるからです。 言い換えれば、熟成したコーヒーの「飲みごろ」を理解して飲んでいただければ コーヒーを2倍にも3倍にも楽しんでいただけるというわけです。 では熟成豆の「飲みごろ」はいつ訪れるのでしょうか? それは焙煎3日後からおよそ1週間後ということになります。 違いは豆自体の特性にもよりますが、大きくは焙煎の深さです。 浅煎りは、早く頃合いが訪れピークも短くなります。(大体1週間以内で期間も5日程度) 深煎りは、大体1週間後から飲みごろになりおよそ3週間持続します。 (保存の方法によってはさらに1ヶ月間持続させることも可能です。) その見分け方は、残念ながら見た目では判断できません。 ゆっくりと鼻を近づけて香りを嗅いでみてください。 焙煎直後は他の穀物/豆類と同じく香ばしいきな粉のような香りがします。 この時点では「新鮮な豆を抽出している感」は満足できても、正直どの豆もそう変わらない香りとテイストと言えます。 その後に浅煎り豆の飲みごろが訪れます。 サードウェイブで紹介されたような、酸味の強い豆本来のフルーティでフレッシュな柑橘系の香りです。 浅煎りの場合、飲みごろは1週間でピークアウトしてしまいますのでご注意ください。 次に訪れるのが、深煎りの飲みごろです。ここで私が話している熟成とはつまりは豆の酸化のことです。 空気に触れることで、この頃から豆は甘酸っぱく薫り始めます。 その酸味はフレッシュな豆の柑橘系というよりは熟れたぶどうや、りんご、パイナップルに近い官能的な酸味です。 私が熟成豆としてお勧めしているのは、特に深煎りのこの期間の豆に他なりません。 コーヒーボーイの豆の袋に記されているフレイバーを熟した香りが強く感じられるになれば、その時期が来たと判断してください。 浅煎りを好まれる方も、深煎りを好まれる方もぜひ試していただきたいと思います。新しいコーヒーが発見できるはずです。 そしてこの時期をピークアウトすると豆は一様に質の悪い油臭を発してきます。 残念ながらコーヒーとは言えない状態です。 もしキャニスターに相当の豆が残っている場合には、この状態になる前に冷蔵保存をお勧めします。深煎りなら1ヶ月は劣化を抑えることができます。 ただこの時は私たちが提供している「コーヒーボーイのコーヒー」とは言えない状態だと理解ください。 言わばスーパーなどで真空パックで販売している豆と理解していただければ良いと思います。 さて、今回は熟成豆の飲みごろについてお話してきました。如何だったでしょうか。 次回第3回は、その豆をどうすれば手に入れることができるのか。そしてその抽出法についてお話しようと思います。 またお会いできる日を楽しみにしています。。。

NO COFFEE. NO CREATION.

コーヒーは心の昂揚を促す作用と沈静を促す作用の2つの成分を持つと言われています。 そんな相反するコーヒーの力に助けられ、時に巧みに利用しながら 人は様々な素晴らしいアートや文学を創り出してきました。 「コーヒーがなければ、こんなアートは生まれなかったに違いない。」 コーヒーを愛しカフェテリアを愛したアーティストたちの作品を紹介します。

【画家の見たコーヒー風景】

ゴッホの『夜のカフェ・テラス』とホッパーの『オートマット』 夜の、石畳の通りに面したカフェ。 明るいカフェのオープンテラスには、よく数えると十二人もの客や従業員が。 思い思いの時を過ごしているようですが、キリストとその弟子たちをモデルにしたとも言われます。 1888年、フィンセント・ファン・ゴッホによって描かれた名画『夜のカフェテラス』は、 当時流行したヨーロッパ式カフェの様相を見事に描き切っています。 19世紀のパリを中心にヨーロッパ文化を形作ったカフェは、テラスを備えた広い店舗が特徴で、 貴族や庶民の社交場・情報交換の場として重要な役割を果たしてきました。 『夜のカフェテラス』のモデルとなったアルルのカフェは、「カフェ・ファン・ゴッホ」として現在も営業しており、 当時と変わらぬ風景はゴッホファンの間で人気の「聖地巡礼」先のひとつのようです。

 

習作『コーヒーを飲む老人』をはじめとして、 ゴッホは他にもコーヒーをモチーフとした絵をいくつか描いています。 初期の名作『ジャガイモを食べる人々』の中にも、 よく見るとコーヒーを注ぎ分ける女性が描かれています。 当時のヨーロッパでは、コーヒーは日常と切り離せない存在だったようですね。 所は変わって20世紀のアメリカ。 エドワード・ホッパーの『オートマット』という絵を見てみましょう。 二人掛けの丸テーブルの席に、女性がひとりぽつんと座ってコーヒーを飲んでいます。 女性の背後には、ガラス窓に映った店内の電灯が、彼女の孤独を象徴するかのように点々と並んでいます。 タイトルの「オートマット」は機械で無人化された店の事。 今でいえば、店舗を備えた自動販売機のようなものでしょうか。 ホッパーは20世紀のアメリカ、特に都市部の漠とした孤独感を描くことに長けた画家でした。 同じコーヒーを飲む風景でも、時代や場所が変われば全く違った描き方になるのが面白いですね。 誰かと飲むコーヒー、一人で飲むコーヒー、みなさんはどちらが好みでしょうか?

 

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