私のコーヒーカップ
直営店事業部マネージャー・佐藤 仁美

何もしないで自分をリセットする

コーヒーカップが大好きです。今独り暮らしですが、旅先や地元の出会いで集まったカップたちが20〜30客くらいあるんです。 「今日はどの子にしようかな…」と専用カップボード前で迷うところから私のコーヒータイムは始まります。 ご紹介するのは中でも登場回数の高い2客、どちらも陶芸作家・舛井岳二さんの作品です。 カップ&ソーサーは6年くらい前、舛井さんが萩の大屋窯におられたときのもの。 大屋窯さんの春と秋の窯開きが楽しくて、私の母と毎回通っていました。作品はもちろん窯元の雰囲気全部に、心が浄化されていました。 マグカップの方は、舛井さんが水ノ上窯として独立された窯開きで手にしました。

 

どちらも乳白色に近い柔らかな色ですが、微妙に違います。 カップ&ソーサーの方が古いのですが、コーヒーの色が内側にもほとんど付かない、白い色が輝いています。 マグカップの方は、内側が良い感じにコーヒー色になっているのですが、最初はどちらも同じくらいの白だったんです。 これは釉薬の違いだとうかがいました。「経年変化も美しく、時を感じられるような」釉薬に変えているそうです。 ずっと変わらないピュアなオフホワイト、重ねた時をも味わうアイボリー。 私はどちらの味も大好き、どちらも美しいと思うんです。 両方共通しているのは「質感」と「カーブ」。ツルツルでもザラザラでもないマットで柔らかなテクスチャー。 カップの縁の口のあたり方や、カーブや持ち手の微妙な形や厚さも、それらが全部手や唇になじむように考えられているのがわかります。 まるで、カップが私のからだの一部になるような一体感があるんです。 しっとりとした絶妙の手触りとフィット感、これがお気に入りのいちばんの理由かも知れません。

 

このカップを選んで、ぼーっとしながら、じっくりとコーヒーを味わいます。 何もしないで自分をリセットする。いわば「自分と向き合う時間」です。 きっかけは、独り暮らしでした。 ともすればいつもスマホを見ていたりテレビをつけっぱなしだったり。ついつい暮らしにメリハリが無くなっていました。 そんなときに、コーヒーを淹れて飲んでみたらすごく気持ちが落ち着いて「良い時間を過ごしたなあ」って思えた。 繰り返しているとそれがとても大切な時間になっていきました。 コーヒーで、自分が整う。前向きなスイッチが入る。よしがんばろう、と切り替えができる。 2つのカップの白い色は、そんな自分の心を素直に映せるのかもしれません。

 

私のコーヒータイムにはもう一つこだわりがあります。 部屋のコーナーには丸いテーブルと、お気に入りのラタンチェアがあって、そのチェアは食事などの生活タイムでは座らない。リラックス&リセットタイム専用の「特等席」なんです。 そこに座る前に、肌触りの良いお気に入りのルームウエアをはおって、音楽もリラックスできるセットリストを選びます。例えば夏の昼だったら、ラヴァーズレゲエみたいな、けだるく溶ける感じとかいいですよね。 夜ならキャンドルとか間接照明にして。少し落ち着いて気が向いたら読書をしたり好きな絵を気の向くままに描いてみたりしています。 考えてみると空間作りも含めて、五感全部で心地良さを味わっていますね。 このカップたちは、大切な時間の最高のパートナーです□

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