メールマガジン2022/SEPTEMBER

コーヒーボーイ メンバーズの皆様へ

いつもコーヒーボーイをご愛好いただきありがとうございます。 コーヒーボーイ・メールマガジンでは、ショップ情報のほかコーヒーにまつわるトピックスをお届けしています。 今月はスタッフのコーヒーエピソードとオリジナルブレンドのご案内をいたします。 まだまだ暑さが続きます。一杯のコーヒーと共にひと休みはいかがですか。

【9月のおすすめ豆】

9月にご紹介するビーンズは、根強い人気のハニー製法の豆「コスタリカ・ハニー」です。 スペイン語で「豊かな海岸」という意味をもつ国名通り、 東西をカリブ海と太平洋に囲まれた自然豊かな土地でコーヒーが栽培されています。 特にコスタリカでは、小規模農家が独自の精製方法で、様々な特徴を持ったコーヒーを産出している事で有名です。 〈コスタリカ・ハニー〉 プロダクトナンバー:No.657 生産国: 6 コスタリカ(中米) 焙煎度 :5 ハイロースト 濃厚感: 7 クリーミーな 生産地: コスタリカ セントラルバレー 精製方法 :パルプド・ナチュラル(ハニー)製法 価格: 1,058円(税込)100g プロダクトナンバーとは? コーヒーボーイでは豆の特性を3ケタの数字で表しています。 お気に入りの豆のナンバーをチェックすると、あなたのお好みがわかりますよ! 000 100のケタは原産国を表しています。 000 10のケタは焙煎の深さを表しています。 000 1のケタは濃厚感の強さを表しています。 詳細はこちら→コーヒーボーイのプロダクトナンバー

【コーヒーデイズ: カフェの日常 山口店・三原 彩子】

コーヒーをお客さまにお持ちする、それはお客さまとコーヒーとの最初の出会いです。 私たちはご挨拶とともに、気持ちをそっと添えるようにしています。 朝には「おはようございます」「ごゆっくりどうぞ」、 お昼のお仕事休憩中に来られる常連のお客さまには「おつかれさまです」「午後もがんばってくださいね」 …お客さまそれぞれの様子や雰囲気に応じたひと言を。 豆のお客さまには「コーヒーを楽しんでくださいね」とお渡ししています。 お客さまからも、嬉しい言葉をいただきます。 少し前、高校生くらいのお嬢さんとお母さんが、よくご一緒に来られていました。 あるときお嬢さんがメモのようなお手紙をくださいました。 そこには優しくかわいいイラストと文字がありました。 「コーヒーがおいしくて幸せです。コーヒーといるお仕事って、すてきですね」 このひと言にハッとしました。 今もそのお手紙は大切な宝物です。

 

旦那様の転勤で山口市に来られていたご夫婦も、印象深いお客さまです。 おふたりともコーヒー好きで、おそろいで来られたり奥さまがお一人で楽しみに来られたりしていました。 COFFEEBOYのマンデリンをとても気に入っていただけて、ショップでもコーヒーの話でお話が弾みました。 3年くらいで県外に転居されたのですが、嬉しいことに、その後もメールでその地のおいしいコーヒー情報を教えていただいたり、豆を送ってくださったり、とても良いお付き合いをさせていただいています。 その方が先日くださったメールに、とてもうれしいひと言がありました。

 

「コーヒーだけでは得られないものを、スタッフの方々の言葉で添えられることで、より幸せな飲み物になるんですよ」 コーヒーは、あたたかい気持ちを伝える飲み物。 それが伝わって感じていただけることがうれしいと、日々思っています。

【オリジナルブレンド紹介・木村家(光市)】

コーヒーボーイでは、ご希望のお客さまのお好みに合わせたブレンドをアレンジしています。 「オリジナルブレンド紹介」は、アレンジしたブレンドを取り扱っていただいているショップのご案内をするコーナーです。 第一回は、光市室積・海の近くの古い町屋が残る海商通りにある「コーヒーと雑貨とソフトクリーム・お惣菜の店」木村家さんをご紹介します。 木村家 https://hitosaji.tumblr.com/ 住所 山口県光市室積7丁目9-3 営業日 水、木、金、土曜日(日・月・火曜日休み) 営業時間 11:00〜16:00 *営業日は変動がありますので事前にご確認ください。

この街によりそって、生活の幸せを届けたい

ショップとオリジナルコーヒー誕生のきっかけは何でしょう? 店主の山本郁美さんに伺いました。 「私は新南陽市の旧日下医院の『hitosaji』というショップで、『日常が幸せになる』大好きな雑貨を取り扱っていました。 しかしコロナ禍でお店を1ヶ月ほど休業することになったのです。 このお休みの時間が、実店舗への夢や家族の生活、地域の活性化を見つめるきっかけになりました。 この町屋は1861年に建てられたもので、昭和初期から私の曾祖父母がはじめたパン屋さんなんです。 学校給食を取り扱うなど長年地域のみなさんに親しまれていました。 近年空き家になったのですが、この愛された町屋が生まれ変わって人で賑わったら 曾祖父母や祖母・この街の方々にも恩返しができる…『今がこの夢をかなえるチャンスかも』と、 リノベーションをしてお店にすることを決心したんです。 実店舗を立ちあげるにあたっては、今までの『日常に幸せをひとさじ』というコンセプトに加え、 地域の人の毎日に『何があったらうれしいかな』『何があったら助かるかな』と考えました。 夫と、自分たちがやりたいこと・できることで、身近な生活によりそう店にしたいと話し合いました」 ご夫婦で営む「木村家」、実はCOFFEEBOYの営業担当・山本が奥様の郁美さんをサポートする形で、副業として関わっています。

 

「私ができるのは、おいしいコーヒーを提供すること。 自分の店を持つなら、オープンからコーヒーはこのオリジナルで、と決めていました。 妻の『雑貨』、私の『コーヒー』、母と叔母の『旬の地元野菜を中心にした手作りおそうざいとおにぎり』。 この3本柱ならそれぞれの魅力が無理なく邪魔せずに、重なることができる。 そして様々な層のお客さまに届けられる。私たちらしくてちょうど良いんじゃない? と感じたんです」 山本はCOFFEEBOYでの勤務形態をフレックスにして、店舗、家族との時間、勤務のベストなワーク・ライフ・バランスを目指しています。 「おいしいコーヒーを提供する新しいライフスタイルを実験中なんです(笑)。 お客さまには自分のお店での経験やチャレンジをフィードバックできる。 実感のこもった提案ができるので、喜ばれています。 地域としても最近若い方の移住が増えているんですよ。 家族みんなで店を営み子どもたちとの時間をたっぷり楽しみ、地域の人と豊かに暮らす… このようなライフスタイルがこれから広がればいいなと思います」

リッチ&スイート+甘い香り +ほんのり苦み+コクを加えて

そんな山本が提供するオリジナル『木村家オリジナルブレンド』は、様々なブレンドの中で自分で納得のいく自信作。 「COFFEEBOYのリッチ&スイートブレンドをベースにグァテマラ・アンティグアを加えて、 甘い香りとほんのりとした苦み、深いコクが出るブレンドにしました。 地元のみなさんにも毎日楽しんでいただけるように、コーヒーの少し苦手な方でも飲みやすい、まろやかな味にしています」 評判は上々。ルーティンで通うファンのおばあちゃん、お友達と一緒に楽しむ常連の方も増えました。 豆は家庭用のほか法事や贈答用などでも喜ばれています。 お天気の良い土曜日は、すぐ近くの海岸のベンチで、オープンエアのコーヒータイムを愉しむ観光客も多いとか。 唐揚げやお惣菜セットも人気。注文を受けてから丁寧に握るできたてのおにぎりは、コーヒーとも不思議としっくりなじみます。 「子どもが通ったらみんな声かけ合って、地元の人がおしゃべりしながら楽しくあつまる…そんなお店をつくりたかったんです」(山本) 甘い香りとほんのりとした苦みと深いコクは、木村家さんの「地元を愛する豊かな生活の味」なのかもしれません。 そんな木村家オリジナルコーヒーを、お惣菜・おにぎりとともに、ぜひお楽しみください。

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