【ドリップで淹れる】アイスコーヒーの作り方 ③ - 初心者でも簡単-急冷式|基本編

最終更新日: 2024/06/06

ドリップ アイスコーヒーは、湿度の高い夏にキリッとした清涼感を運んでくれる、日本ならではのコーヒー文化です。
しかも、淹れ方はとても簡単。毎日ドリップコーヒーを飲んでいる方なら、分量分の氷を入れるだけ。
はじめての方でも、手軽に始められるシンプルさ!今日から始めるドリップ アイスコーヒーで、今年の夏を特別に!

ドリップする豆は、COFFEEBOYブレンド アイスコーヒー専用豆です

すっきりとクリアなアイスコーヒー専用の豆です。
豆の美味しさや風味をしっかり感じ取れる焼き上がりです。

監修は'17年日本ハンドドリップチャンピオンシップ決勝大会出場 光店守本店長

コーヒーはとてもパーソナルな飲み物だと
私は思います。
様々なハンドドリップを経験して、
ぜひ、あなたの、コーヒーと出逢ってください。

さあ、美味しいアイスコーヒーを淹れてみましょう。

1. アイスコーヒーの作り方-初心者編|欠かせない5つの道具

ドリップコーヒーを淹れるためには、5つの道具が必要です。

それぞれは比較的安価で、構造もとてもシンプル。
あなたのドリップ技術が競技会レベルまで上達した時にも、使い続けられる道具たちです。

① ドリッパー : コーヒー粉を入れて、注いだお湯に溶け出たコーヒー液をろ過します。
・おすすめは、ハリオ社 V60 ドリッパー →オフィシャルサイト

② サーバー : ろ過されたコーヒー液を受けて、ドリップが完了したらカップに注ぎます。
・おすすめは、V60コーヒーサーバー →オフィシャルサイト

③ ケトル/ ポット : コーヒー粉に細く調整してしたお湯を注ぎます。
・おすすめは、ボンマック ドリップポット→オフィシャルサイト

④ ペーパーフィルター : ドリッパーにセットして、コーヒー液をろ過するフィルターになります。
・おすすめは、COFFEEBOY DRIP GIRL 1-4人 円錐形 →オフィシャルサイト

⑤ 軽量スプーン : コーヒー豆またはコーヒー粉の量を計ります。
・おすすめは、V60 コーヒーサーバー02セットの付属スプーン →オフィシャルサイト

2. アイスコーヒーの作り方-初心者編|用意する豆とお湯、氷について

この章では、ドリップ アイスコーヒーに必要な材料、
・ 豆の焙煎度
・ 豆と量、氷とお湯の量
・ 豆の挽き方
・ お湯の温度

について説明します。

また、
この記事では急冷式でアイスコーヒーを淹れていきます。

急冷式とは、
サーバーに氷を入れて、ドリップしたコーヒー液を瞬間冷却する方法です。
コーヒーをドリップした後、急冷する方式もありますが、
(下段のYouTubeはその方式)
この記事では、味わいや香りを閉じ込めるために瞬間急冷式を採用します。

瞬間急冷は、ドリップの過程でコーヒー量を把握できないディメリットがあります。
あらかじめ、必要量の氷とお湯を用意しておきましょう。

ドリップにかかる時間は約2分30秒〜3分です。

豆は深煎りを選びましょう

このアイスコーヒーの作り方では、● 印の左から
・シティ ロースト
・フルシティ ロースト
・フレンチ ロースト
・イタリアン ロースト

を適性焙煎域としています。
今回使用する【COFFEEBOYブレンド アイスコーヒー( 印)】は、フレンチ ローストになります。

深煎り豆の特性は、水分の含有量が低く、とても軟らか(もろい)です。

これは、ドリップを始めた時に、粉が一気にお湯を吸収してしまう性質を表しています。
豆の挽き方とお湯の温度に注意をしながら、抽出をしていきます。

豆の量:仕上がりコーヒー量:お湯の量の法則

美味しいコーヒーを淹れるためには、
豆の量、仕上がりコーヒー量、注ぐお湯の量に、一定の法則があります。
ホットコーヒーでもアイスコーヒーでも、この法則を覚えておけば安心です。

それは、仕上がり量を基準にした1 : 10 : 13の比率です。
また仕上がり量は、一般的なコーヒーカップは160ml、マグカップは200mlと覚えてください。

今回は、アイスコーヒーを淹れるレシピですから、
お湯の量の13氷 5.5お湯7.5に分けて考えます。
つまり、豆の量 : 仕上がりコーヒー量 : 氷の量 : お湯の量の比率は、
1:10 : 5.5 : 7.5になります。

用意する豆、氷、お湯の量

この記事では、1人分 200mlのアイスコーヒー(仕上がり量)を淹れていきます。
200mlは冷却の氷が溶けた時の分量です。
(グラスに入れる氷は分量外)

1:10 : 5.5 : 7.5の法則に従って用意する材料は以下の通りです。
豆(粉)の量 20g
氷の量 約110g
お湯の量 約150ml


豆の量に関するよくある質問
Q.
カップ数によって、豆の量はどのくらい増やせば良いのでしょうか。

A.
ドリップコーヒーは、注いだお湯がコーヒー粉を通過する時に抽出される透過式です。
茶葉などをお湯に浸す煎れ方とは異なります。
美味しいコーヒーを淹れるためには、コーヒー粉を人数分だけ掛け算する事をおすすめしますが、
そこはそれぞれの好みや考え方。人数分 x 80%でも構いません。

豆の挽き方とお湯の温度について

豆の挽き方は、
中挽きがおすすめです。
これから豆を挽く時は、中挽きに設定してください。
市販の粉コーヒーはおよそ中挽きに挽かれています。
細かく調整できるミルをお持ちでしたら、中挽きよりも少し細か目に挽いてください。

お湯の温度は、
約90℃〜92℃が適温です。
常温のケトルに沸騰したお湯を注ぐと、およそ90℃に落ち着きます。

Q. なぜ、中挽きなのでしょうか?

A. 挽き目を細かくするとコーヒー粉にお湯が早く浸透し、抽出時間が短くなります。思い通りのコーヒーを淹れるためには、ある程度の抽出時間が必要です。中挽きにすることで、抽出時間が長くなり、味をコントロールしやすくなります。

3. アイスコーヒーの作り方-初心者編|器具のセッティングと蒸らし

材料が整ったら、
ドリップに必要な器具をセットして、
1回目のドリップです。

最初のドリップを「蒸らし」と言います。
コーヒー粉を湿らせる事で、コーヒー成分が抽出されやすくなります。

この章では器具をセットする時の注意点と蒸らしについて解説します。

器具のセッティングについて

材料が揃ったら、ドリッパー、ペーパーフィルター、サーバーをセットしましょう。

1. ドリッパーのサイズに適合するペーパーフィルターを用意して、ドリッパーにセット。
2. お湯を掛け流して(分量外)、 紙の匂いを除去、同時にドリッパーを温めます。
3. サーバーに氷110gを入れます。
4. ドリッパーにコーヒー粉20gを入れ、これから注ぐお湯が1方向に偏らないように、
トントンと叩いてコーヒー粉を平にしましょう。

ドリッパーをサーバーにセットしたら準備完了です。

蒸らしは、コーヒー粉に満遍なくお湯を注ぎましょう

注ぐ湯量は、
全湯量の約1/5、150ml/5=30mlくらいです。
また、サーバーにポタポタと雫が滴るまで、を目安にすることもできます。


注ぎ終わると、コーヒー粉が膨らみ始めます。
一粒一粒がお湯を吸って、コーヒー成分を放出する準備をします。

コーヒー粉が膨らみ終わって落ち着いた頃が、2回目のドリップのタイミングです。
蒸らしの時間は、注ぎ始めてからおよそ40秒間です。

4. アイスコーヒーの作り方-初心者編|500円玉大に3回ドリップ

蒸らしが終わったら本ドリップに入ります。

蒸らしで膨らんだコーヒー粉の頂点を目掛けて、
細く調整したお湯をドリップしましょう。
その後、500円玉大の円を描くように
ケトルを回しながら注ぎます。
中心から外側に、外側から中心に。何度か往復しましょう。

・ 注ぐ量は、 残りのお湯の約1/2量。
・ お湯を1/2、1/4、1/4に分けて、3回注ぎます。


2回目のドリップが終わったら、
コーヒーがサーバーへ落ち切るのを待ちましょう。
落ち切ったら、3回目のドリップを始めてください。
3回目は2回目と同じ範囲を同じようにドリップします。
3回目が落ち切ったら、4回目も2、3回目と同じようにドリップします。
4回目が落ち切ったら美味しいドリップコーヒーの完成です。

蒸らし始めてから完了まで、約2分30秒〜3分が目安です。

濃くしたい時と、薄くしたい時

この記事の方法でドリップをしてみて、
濃度を調整したいなあと思った時は、以下の方法を試してください。

濃くしたい時
・注ぐ速度をゆっくりにする(全体で3分)
・2回目のドリップする円を、フィルターの際(きわ)5mmくらいまで大きくする


薄くしたい時
・注ぐ速度を早くする(全体で2分30秒)
・3、4回目のドリップする円の大きさを、500円玉より小さくする。
・中心の1点だけに注いでも良い(センター プアという注ぎ方)


ポイントは、
ドリッパーの中で、お湯とコーヒー粉を長く触れさせるか、短く触れさせるか、の違いです。

・ゆっくり注ぐ ・注ぐ円を大きくする
→ 長く触れさせる →濃いコーヒーになる

・早く注ぐ ・注ぐ円を小さくする
→ 短く触れさせる →薄いコーヒーになる

が、原理です。

5. アイスコーヒーの作り方-初心者編|氷を溶かして美しくサーブ

さあ、美味しいドリップコーヒーが出来上がりました。
完成したコーヒーを、きれいにサーブしましょう。

1. マドラーなどで撹拌(混ぜる)して氷を溶かし、残った氷片を除きます
2. グラスにお好みの量の氷を入れて
3. コーヒーを注ぎます
4..コースターを使ってきれいにサーブしてください

アイスカフェオレの作り方

アイス カフェオレを作ってみましょう。

・グラスに氷を入れて、ミルクを用意します
・ミルクとコーヒーの比率は 1 : 2
・コーヒーを静かに注ぐと、マーブル状の素敵な模様が浮かびます

6. アイスコーヒーの作り方-初心者編|まとめとYouTube動画

ドリップで淹れる アイスコーヒーの作り方 - 基本編は、いかがでしたか。

ハンドドリップは、コーヒーの世界を広げてくれます。光店守本店長

アイスコーヒーの作り方- 基本編のレシピは、いかがでしたか。

ポイントは、
・分量を守ってドリップすること
・コーヒー粉をしっかり蒸らして、ドリップの準備をさせること
・サーバーに氷を入れて、コーヒーを瞬間急冷すること
の3点です。

コーヒーはとてもパーソナルな飲み物だと
私は思います。
どなたかの濃いは、必ずしもあなたの濃いではありません。
様々なハンドドリップを経験して、
ぜひ、あなたの、コーヒーと出逢ってください。

守本 雅美
(株)徳山コーヒーボーイ テイスティング・マネージャー / 光店 店長
*日本スペシャルティコーヒー協会主催 2017年ジャパン ハンドドリップ チャンピオンシップ 決勝大会13位
*日本スペシャルティコーヒー協会_過去の競技結果

YouTube動画を参考に |簡単!『アイスコーヒーの美味しい淹れ方』

COFFEEBOY Channel - 簡単!『アイスコーヒーの美味しい淹れ方』を参考にしてください。

動画では、コーヒーをドリップした後、氷をサーバーに入れて冷却しています。
・コーヒーの量をサーバーのメモリで確認できるメリットがあります。

この記事では、サーバーに氷を入れて瞬間冷却します。
・味や香りを瞬間に閉じ込め、より美味しく仕上がります。

お好きな方をお選びください!

アイスコーヒーの作り方 ③ - 基本編 で、
美味しく淹れられる4種の豆を紹介します

:フレンチ・ロースト / 酸味1 / 甘味3 / 苦味5

:フルシティ・ロースト / 酸味1 / 甘味3 / 苦味4

:フルシティ・ロースト / 酸味2 / 甘味4 / 苦味4

:フルシティ・ロースト / 酸味2 / 甘味4 / 苦味4