コーヒー豆の話をしましょう。
コーヒー豆の話をしましょう。 _10
スペシャルティコーヒーはありますか?と聞かれることがあります。
今お出ししている「本日のコーヒー」がそうですよ、と答えると驚かれることがあります。
COFFEEBOYではスペシャルティコーヒーを特別に扱っているわけではなく、
オリジナルのブレンドコーヒーやその他のストレートコーヒーと同じレベルで
10数年前から自然にお出ししています。
例えばその一つのブラジル・ジアマンチーナ・ヨシマツ。
昨年はミナス州地域がひどい干ばつで、収穫を大きく減らしました。
日頃の丁寧な農園管理の甲斐よく、何とか豆の劣化には及ぶことなく例年同様に楽しんでいただけました。
フェアトレードなどを耳にしたことがあれば、世界中どこでもいつでも同じ味を提供することが、
いかにコーヒー農園や市場にストレスを与えているか?理解する事は難しくありません。
今年のヨシマツ。昨年以上の出来を期待しながら相手は自然、思い通りにならないこともあります。
しかし、それはそれで単一農園から届く毎年の収穫物としてワインの様に味わうことができれば。
そんな風にコーヒーを楽しんでいただける方々の存在が、コーヒーには何より優しいのです。
COFFEEBOYはスペシャルティコーヒーをそう考えています。
COFFEEBOYは、あらためて ”豆屋” コーヒーボーイです。